子育てのイライラから解放される方法は?心のトレーニング体験談

こんにちは、もしくは、こんばんは。

 

 

ハッピーライフ研究家/Be意識(びいしき)トレーナーのさんちゃんです。

 

 

今回は前回に引き続き、思考癖が変わった人の体験談についてお伝えします。

 

 

Tさん(女性・40代)は「~しなければいけない・~してはいけない」という思考が強い方で、

 

 

ご自分の子供たちに対しても「色々してあげなければいけない」という精神の持ち主でした。

 

 

母親として一所懸命で、子育てに力を入れている方なんですが…

 

 

それがTさんを苦しめていたんです。

 

 

例えば、Tさんが良かれと思って子供たちに何かをしてあげたとします。

 

 

ですが、子供たちは母親の気持ちに気付きません。

 

 

気付いたとしても、「別にして欲しいなんて言ってない」といった言動を取られるコトがあるそうです。

 

 

Tさんは「せっかく、お母さんが〇〇してあげたのに!」という気持ちに襲われ、

 

 

子供たちに対してイライラするそうです。

 

 

前回の記事でもお伝えしましたが、「~しなければいけない・~してはいけない」という気持ちは

 

 

Tさんにとって正義であり、正解でした。

 

 

だからこそ、子供たちにしてあげているコトも彼女からすれば、正義であり正解だったんですね。

 

 

ですが、その気持ちが子供たちに通じなかったが故に、踏みにじられたような感覚に陥ったのでしょう。

 

 

子供の為を思っての行動なだけに、余計に辛い気持ちになったそうです。

 

 

さて。

 

 

では、どうすればこのイライラから解放されるでしょうか。

 

 

その答えを探す為、さんちゃんはTさんに質問させて頂きました。

 

 

例えば、Tさんが友達を家に招いて、お食事会をするコトになったとします。

 

 

友達に喜んでもらいたいと思い、腕によりをかけて料理を作りました。

 

 

楽しいひと時を過ごした後、友達は何も言わず、帰りました。

 

 

どう思いますか?と。

 

 

「お礼くらいあってもいいのにと腹立たしく思う」と返って来ました。

 

 

では、Tさんが「食べたい!」と思って作った料理を食べている最中に

 

 

友達が訪ねてきて、一緒に食べることになりました。

 

 

楽しいひと時を過ごした後、友達は何も言わず、帰りました。

 

 

どう思いますか?と。

 

 

「楽しかったと思う」と返って来ました。

 

 

この違いは何でしょうか。

 

 

それは「料理を作らなければいけない」という気持ちと「料理を作りたい」という気持ちの差です。

 

 

「作らなければいけない」という気持ちは自分の本心ではありません。

 

 

「作らなくていいのであれば作りたくない」が心のどこかにあるんです。

 

 

それに対し、「作りたい」という気持ちは純粋です。

 

 

「作りたい」以外の感情が存在しません。

 

 

「作りたい」という感情を満たすのは、料理を作るコトです。

 

 

つまり、料理を作った時点で目的が達成されているんですね。

 

 

なので、他者からのお礼を欲しません。

 

 

というコトはですね…

 

 

Tさんが子供たちに「せっかくしてあげたのに」と思うのであれば、

 

 

Tさんがしたくてしている行動ではないんです。

 

 

「母親だからしているけど、しなくていいのであればしたくない」

 

 

が心のどこかにあるんですね。

 

 

愛する子供の為を思って何かをしているのですから、

 

 

「しなくていいのであればしたくない」という感情があるコトは認めたくないかもしれません。

 

 

認めたとしても、それが母親の務めだと考えている人もいるでしょう。

 

 

ですが、「したくないのであればしたくない」という感情を抱くコトは悪いコトではないんです。

 

 

「したくないのであればしたくない」という感情を持つ=子供への愛情が足りない

 

 

でもありません。

 

 

母親も一人の人間です。

 

 

どんなに子供を愛していても、やりたくないコトはあるんです。

 

 

まずは、それを受け入れて頂きたいなと思っています。

 

 

そして、出来れば自分が「したい」と思うコトをして頂きたいな、と。

 

 

もちろん、子育てである以上、したくないコトも沢山あるでしょう。

 

 

ですが、出来る限り自分の本心に従って頂きたいんです。

 

 

出来る限りで結構です。

 

 

自分を大切にする、自分を労わる、その気持ちを忘れないで頂きたいと思っています。

 

 

Tさん自身がイライラしていては、子育てにも影響が出てしまいます。

 

 

まずは、Tさんが満たされるコト。

 

 

その上で、子供とどう接していきたいのか。

 

 

子供に何を与えたいと思うのか。

 

 

それを見つけていくのが、Be意識(びいしき)トレーニングです。

 

 

Tさん自身が満たされるコトは何かを含めて、見つけていくんですね。

 

 

Tさんが心地いいと思うコト、Tさんが好き!と思うコト、Tさんが興味を持つコト。

 

 

見つける際、「子育て中に自分のやりたいコトなんてやってちゃダメだ」と思う思考を一旦、横に置いておいて頂きます。

 

 

耳にタコが出来るくらい申し上げておりますが、

 

 

100%「ダメ」なモノはこの世に存在しないからです。

 

 

実行に移せるかどうかは、次のステップで行って頂くとして、

 

 

自分の内側と向き合い、「~しなければいけない・~してはいけない」という感情でフタをしている本心に触れて頂きたいのです。

 

 

現在、Tさんは「本当はこんなコトがやりたかった」をいっぱい見つけていらっしゃいます。

 

 

やりたいコトをやる為の準備をしている最中です。

 

 

準備をしている時間、それはTさんがTさん自身を大切にされている時間です。

 

 

その間、Tさんの心が満たされます。

 

 

心が満たされれば、余裕が出来ていきます。

 

 

余裕が出来れば、子供とも寛容な気持ちで接するコトが出来るようになります。

 

 

結果、「してあげたのに!」というイライラから解放されるんですね。

 

 

自分を満たす。

 

 

そんな時間を少しでもたくさん作って下さい。

 

 

その積み重ねがハッピーライフの基盤となります。

 

 

自分だけでなく、周りの人達もハッピーにします。

 

 

誰かに何かをしてあげたいと思うのであれば、まずは自分にしてあげましょう。

 

 

その為にも、自分の内側と向き合うトレーニングを日ごろから意識してみて下さいね。

 

 

れっつ!死ぬまで毎日ハッピーライフ!

 

 

 

 

 

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