こんにちは、もしくは、こんばんは。
ハッピーライフ研究家/Be意識(びいしき)トレーナー/コミュニケーションスキルUPトレーナーのさんちゃんです。
台風…すごかったですね。。
皆さまの地域は大丈夫でしたか?
さんちゃんの所は何とか大丈夫でしたが、台風ゴーゴーの時、さんちゃんは一人で家におりまして。
こういう時って、一人だと心細いなぁと思いました。
そんな訳で、今回は一人だと心細いと思った時のオハナシ…からのパートナーシップにおける価値観の違いの対処法についてお伝えしたいと思います。
前々回の記事で、さんちゃんとコスモさんの馴れ初めについてお伝えしましたが、今回はその後のアレやソレ問題の一つでございます(笑)。
コスモさんとのお付き合いがスタートして、間もなく起こった初めてのアレやソレ問題ですね。
10年前のある夜、さんちゃん、高熱が出まして。
急激な熱の上がりっぷりに「あ、これ、インフルエンザじゃね?」となりまして。
翌朝、病院に駆けつけました。
案の定、即、黒判定を頂きました。。
コスモさんにインフルエンザになったコト、病院に行って薬を処方されたコトをお伝えしたんですね。
あとは、ゆっくり休むだけ・・・
なんですが、まぁ、熱がある時って無性に心細くなるんですよね(笑)。
40度以上の熱にうなされながら、頭の中では「コスモさん、大丈夫かなぁ…コスモさんに移してないかなぁ…」と考えておりました。
(なぜなら、高熱が出る直前までコスモさんに会っていたからです)
「コスモさん、大丈夫?」とメールを打つ夢を見る始末(笑)。
(実際はメールを打つ気力もなかったので、何も出来なかったんですけど…)
しばらくして、熱が治まりました。
インフルエンザは熱が下がっても1週間は外に出ちゃいかんモノですから、引き続き、家でゴロゴロしていたんですが…
その時、妙な憤りを感じたんですよ。
「コスモさん、私の心配してくれてないの!?」
という憤りです。
インフルエンザでお亡くなりになったニュースを聞いてたので、高熱にうなされていた時は「ああ、このまま私もお星さまになるんかな…」まで考えちゃったんですよね(笑)。
そんな心細い状態の時に、「大丈夫?」の一言もないのー!?
と思った訳です。
実際、コスモさんからは何の連絡もございませんでした。
このまま、モヤモヤを残しておくのはいかん!と思ったさんちゃんは…
「少々、モノ申し上げてもよろしーでしょうか??」とコスモさんにオハナシをしました。
心配して欲しかったコト、連絡して欲しかったコト、心細かったコト…色々話した気がします。
そしたらですね、コスモさんは。
「ゆっくり休んで欲しかったからこそ、連絡しなかった」
と仰ったんです。
コスモさんは病気におなりになると、「静かに寝かせて欲しい」と思われるんですね。
体調不良の時に「大丈夫?」というメールが来ても、「心配して貰えて嬉しい」という気持ちより「煩わしい」という気持ちが勝るそうです。
「さんちゃんはすぐ病院に行ったし(専門家に診てもらったし)、後はゆっくり邪魔をせず休ませてあげよう」と思われたんですね。
言っちゃえば、連絡をしないコトがコスモさんの優しさだったんです。
その時さんちゃんは、自分の知らない優しさのカタチが存在するコトを知りました。
知っただけで納得は出来ませんでした(笑)。
なぜなら、自分にとっての優しさとは「大丈夫?」と甲斐甲斐しく連絡するコトでしたから。
「なんてクールでドライなあんちくしょうなんだ!」と思ったモノです(笑)。
当時のさんちゃんの理想を言うなら、
「大丈夫?」って連絡してもらって「水とか食べ物とか必要なモノ買って行くよ!」って言ってもらって…みたいな。
分かり易い優しさのカタチを求めたんです。
かと言って、実際買って来て欲しかったのかと言えばNOでした。
だって、インフルエンザが移っちゃうかもしれないじゃないですか。
コスモさんに移したくない!という気持ちが一番強かったのに、その可能性を高めるコトになるじゃないですか。
だから、「買って行くよ!」と言われて「ううん、大丈夫。来なくていいよ。ありがとう」ってさんちゃんから断らせて欲しかったという…。。
今、思えば超勝手ですな(笑)。
確かに、コスモさんが仰るように高熱でうなされている時に「大丈夫?」なんてメールが来ようモノなら、「うぜぃ。。」と思ってしまったかもしれません。
「大丈夫?」とクエスチョンで来てる訳ですから、「大丈夫です」にしろ「大丈夫じゃないです」にしろアンサーをしなきゃいけない!とさんちゃんは思っちゃいますしね。
心配されてるんだから、その気持ちに応えなきゃ!みたいな感情が芽生えると言うか。
「そういう労力を辛い時に払わせたくない」がコスモさんの愛情だった訳です。
この体調不良時のズレはですね、その後もしばらく我々の間には問題として残りました。
コスモさんは10年以上発熱知らずの元気野郎ですので(結局、インフルエンザは移りませんでした・笑)、体調不良時とはさんちゃんが熱を出した時なんですが、
さんちゃんは「どうせコスモさんは何もしてくれないんだろうな」というイライラに襲われましたし、
コスモさんは「どうしたらいいか分からない」というイライラに襲われたコトでしょう。
これって、どっちが正しいとかどっちが間違ってるのハナシじゃないんですよね。
正に、価値観の違い
でございます。
さてはて。
こんな時はどうしたらいいのでしょうか?
「愛があるなら、甲斐甲斐しくさんちゃんの世話をしてよ!」と要求すればイイのでしょうか?
それをコスモさんが飲めばイイのでしょうか?
「愛があるなら、僕が甲斐甲斐しく世話を出来ないコトを分かってよ」という気持ちを抱えたまま、さんちゃんの世話をすればイイのでしょうか?
そんなコトを続けていたら、コスモさんが爆発してしまいます。
じゃあ、どうすればいいのか?
答えは簡単です。
さんちゃんの行為とコスモさんの行為を見比べてみて下さい。
さんちゃんは「相手の行動をコントロールしようとしている」。
コスモさんは「相手の行動をコントロールしようとしていない」。
コスモさんの「自分がどうしたいか」に対し、さんちゃんは「相手にどうして欲しいか」がメインなんですよ。
もちろん、パートナーシップという関係である以上、ある程度お相手の「して欲しい」を理解する必要はあるかもしれません。
それに沿った行動を取るコトがパートナーシップを続ける秘訣でもあるかもしれません。
ですが、関係性が何であれ、他人に指示されるがままに動いていたら…秘訣もクソもないんですよね。
そんなこんなの現在。
もし、さんちゃんが体調不良になっても、コスモさんにあーしろこーしろは言わないでしょう。
なぜなら、さんちゃんが欲しかったのは世話をしてくれる行為ではなく、「大切にされている実感」だったと分かったからです。
大切にされている実感を得る為のツールが「体調不良時に甲斐甲斐しく世話をする」だっただけなんですよ。
だから、体調不良時に放置(笑)されていようと、「コスモさんに大切にされているなぁ」と分かっていたら「心配してよ!」なんて言う必要はないんですよね。
コスモさんはさんちゃんを大切にしてくれている…とさんちゃんは感じています。
それが事実かどうかは分かりません(笑)。
「別に大切にしてないよ」と本人は言うかもしれません(笑)。
如何せん、行動も発言も思考もクールでドライなあんちくしょうですから。
ですが、さんちゃんが「大切にしてくれている」と勝手に感じているんですから、それでイイんです。
そんなこんなで。
価値観の違いで悩んだら、その行為が【自分ありき】か【他人ありき】かを考えてみて下さい。
「自分がどうしたいか」で行動しているのか、「他人にどうして欲しいか」で行動しているのか。
後者の感情を貫いてもイイんですけど…そっちに力を割くと現実が変わらなくて辛い思いをするのは自分です。
ちなみに、「どうしても他人にこうして欲しい!」を実行に移すのであれば、交渉術が必須だと思っています。
相手に「自分の意志を捻じ曲げてでも、そちらの意志に従う方が自分にメリットがある」と思わせる必要があるからです。
(なのでもし、さんちゃんがコスモさんから甲斐甲斐しく世話をされるコトでしか「大切にされている実感」を得られないのであれば、交渉するでしょう・笑)
交渉を持ち出すのであれば、「自分が本当に欲しいモノは何か」を考えてみるのをお勧めします。
今回のさんちゃんのように「本当に欲しいのは世話をされるコトではない」と分かれば、交渉する必要はありませんしね。
他人を変えるより、よっぽどラクで早くて簡単です。
よかったら、参考にしてみて下さい!
ちなみに。
クールでドライなあんちくしょうはですね、最近では、さんちゃんが体調不良的な発言をすると「大丈夫?」と連絡を下さるようになりました(笑)。
歩み寄って下さり、ありがとうございます(笑)!
れっつ!死ぬまで毎日ハッピーライフ!