「よい」という言葉の罠

こんにちは、もしくは、こんばんは。

 

 

ハッピーライフ研究家/Be意識(びいしき)トレーナーのさんちゃんです。

 

 

今回は「よい(いい)」という言葉の罠についてお伝えします。

 

 

さんちゃんは英語が堪能な訳ではありませんが、

 

 

英語のオハナシをさせて頂きます。

 

 

「I like your hat.」

 

 

直訳すると「私はあなたの帽子が好きです」なんですが、意味合いとしては

 

 

「あなたの帽子、イイですね」だそうです。

 

 

また、FacebookをはじめとするSNSにある「いいね」ボタン。

 

 

英語で表記すると「いいね!」は「Like!」と書かれているそうです。

 

 

さてさて。

 

 

さんちゃんが何を申し上げたいのかというと、

 

 

私達日本人が使う「よい(いい)」という言葉には

 

 

「Good」の意を示す「良い(よい)」と

 

 

「Like」の意を示す「好い(よい)」の2通りあるんですね。

 

 

「Good」と「Like」、英語では違う表記&違うサウンドなので、

 

 

コミュニケーション上、明確な意味の違いが分かるのですが、

 

 

日本ではあやふやになってしまいます。

 

 

このあやふや加減が人を悩ませてしまう原因になっているんです。

 

 

例えば、「テストで満点を取るのは『いい』ことだ」という言葉。

 

 

この言葉を聞くと、皆さん、「Good」と「Like」のどちらを想像しますか?

 

 

おそらく、「Good」でしょう。

 

 

ですが、テストで満点を取るコトを「Good」としてしまうと、

 

 

テストで満点を取らないコトが「Bad」、つまり「悪」になってしまうんです。

 

 

果たして、テストで満点を取らないコトは「悪」でしょうか?

 

 

テストで満点を取れない子は「悪」なのでしょうか?

 

 

他にも、「料理の出来る女性は『いい』ね」という言葉。

 

 

これはどちらですか?

 

 

テストで満点の例に比べたら、「Good」と「Like」の意見が分かれるかもしれませんが…

 

 

多くの人は「Good」で捉えてしまいます。

 

 

結果、「料理が出来ない私は女性としてダメだ」になってしまうんです。

 

 

更に、親が子供に「いい子にしていなさい」という言葉。

 

 

「いい子」って何でしょうか?

 

 

親の言うコトを聞く子ですか?

 

 

社会ルールを守る子ですか?

 

 

オール5の通知表を取る子ですか?

 

 

では、親の言うコトを聞かない子は「悪い子」ですか?

 

 

親の言うコトに逆らって、自分の「こうしたい!」を主張する子は「悪い子」ですか?

 

 

ブログでも何度も申し上げておりますが、さんちゃんはですね、

 

 

物事を善悪で判断するコトをナンセンスだと思っております。

 

 

なぜなら、万人に共通の善悪なんて存在しないからです。

 

 

どんなに会社の上司から「君、そんなんじゃ、よくないよ」と言われても

 

 

それは上司の一意見に過ぎないんです。

 

 

どこぞの広告で見かける「※ 個人の感想です」と変わらないんです。

 

 

上司が「私は君のそういう所、好きじゃありません」と言っているのと同じなんです。

 

 

もちろん、上司にその自覚があるかどうかは分かりません。

 

 

むしろ、多くの上司は自分の言ってるコトを「Good」と認識しているでしょう。

 

 

ですが、絶対的な善悪がない以上、受け取る側が個人の感想に引きずられる必要はないんです。

 

 

小さい頃、親から「あなたはダメな子なんだから!」と言われて育ったという人は少なくありません。

 

 

そういった過去を持つ人は「自分はダメな人間だ」と思ってしまいがちなんですが…

 

 

これも親が好き嫌いを言っているだけなんです。(上司同様、親に自覚があるかは分かりませんが)

 

 

決して、人格を否定する言葉ではありません。

 

 

だから、親から「ダメな子」と言われて引きずっている人がいたら、

 

 

「悪い子」と言われた訳じゃないと思い直して頂きたいんです。

 

 

「Good」と「Like」、両方の意味を持ち合わせる「よい」という言葉のせいで、

 

 

日本語を母国語としている人は使う側も受け取る側も

 

 

ごちゃ混ぜになっている印象を受けます。

 

 

自分個人の意見なのに「Good」として発信したり、

 

 

「よくない」という言葉を「Bad」の意味で捉えて悩まされたり。

 

 

「Good・Bad」の意味で「よい・よくない」を使うコトは

 

 

必要以上に他人を攻撃し、必要以上に自分を貶める

 

 

さんちゃんは考えております。

 

 

自分を貶める…

 

 

その行為の一つに「自分に自信が持てない」があります。

 

 

自分に自信が持てなくて悩んでしまう原因は、

 

 

物事を「Good・Bad」で判断しているコトに由来しています。

 

 

「みんなは出来ているのに、こんなコトも出来ない自分はよくない」

 

 

そう思う心理が自信を持てなくさせているんですが、

 

 

この「よくない」は「Bad」の意味合いで捉えているからなんですね。

 

 

「Good・Bad」に縛られた思考は、自分も他人も幸せにしません。

 

 

故に、ハッピーライフに善悪概念は不要!とハッピーライフ研究家としては考えているのであります。

 

 

今日で大型連休は終わります。

 

 

明日から仕事や学校が始まるというコトで、億劫な気持ちになっている人もいるでしょう。

 

 

億劫になる理由の根底には、必ず善悪概念で判断した思考があります。

 

 

どうぞ、善悪に捕らわれないで下さい。

 

 

「明日からまた上司の嫌みが…」と思って億劫になっている人がいたら、

 

 

それは上司の個人的感想だと思って受け流して下さい。

 

 

「会社(学校)に行きたくないと思っている自分はダメだ…」と思わないで下さい。

 

 

「会社(学校)に行きたくない」と思う行為は悪いコトでも何でもないんですから。

 

 

(ちなみに、「行きたくないけど、会社に行かなければいけない」という心理も善悪概念に縛られているのが原因です

 

 

連休が終わって、通常運転の日々が始まっても、

 

 

あなたはハッピーライフを過ごせます。

 

 

なぜなら、さんちゃんが「死ぬまで毎日ハッピーライフ」を提唱しているからです。

 

 

なので、「私は明日からもハッピーライフを過ごせる!」と信じて下さいね。

 

 

本気で思えば思う程、必ずそうなりますから。

 

 

楽しいコトだらけの毎日をお送り下さい♪

 

 

れっつ!死ぬまで毎日ハッピーライフ!

 

 

 

 

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