こんにちは、もしくは、こんばんは。
コミュニケーションスキルUPトレーナーのさんちゃんです。
今回は「言いたいコトを言う練習」についてご案内します。
さんちゃんはコミュニケーションを頼りに生きて来たと言っても過言ではないのですが…
「コミュニケーションが上手くいかなくて苦しい」と思った経験もたくさんありました。
それはどんな時か。
言いたいコトが言えなかった時
です。
先輩、友人、彼氏、上司、家族、先生…相手がどんな立場の人間であれ、言いたいコトが言えなかった時、さんちゃんは苦しい思いをしました。
言いたいコトが言えなかった理由は…今は重要ではないので横に置いておくとして、どうして苦しい思いをしたのでしょう。
答えはシンプル、「我慢していたから」です。
自分に無理を強いているんですから、そりゃ、苦しいですよね?
その苦しい気持ちはどんな形になって表れると思いますか?
色んな形があると思いますが、一番一般的なのは・・・
愚痴
だと思っています。
他人に対する愚痴が出ちゃうのは、どうしてですか?
本人に言いたいコトが言えてないからですよね?
「このク〇上司が…!ちょーっと長く働いてるからって、偉そうにしてんじゃねーぞ!!」
くらいなセリフをですね(笑)、もし本人に向かって言えたとしたら…
愚痴って出ますかね?
「あー、スッキリした!」か「ぎゃー!やってしまったぁ!」のどちらかですよね(笑)?
その後、「上司に言ってやったぜ!」という自慢話を振る舞うか、「どうしよう…明日から会社に行けない…」という自己嫌悪に陥るか。
そんな状況になったとしても、相手に対する愚痴は出て来ないと思うんですよ。
さんちゃんはですね、愚痴を悪い行為だと思っておりません。
愚痴を言い合うのもコミュニケーションの一つだと思っていますから。
ただ、その愚痴がずーーっと同じ内容だったら…
うん!解決しよっか!
と思っちゃいます。
なぜなら、同じ内容の愚痴が出る心理状態でハッピーライフは送れないと思っているからです。
言いたいコトの例として、先ほど罵倒を挙げましたが(笑)、あれは最終的な着地点なんですよね。
言いたいコトは罵倒ではなく、「NO」なんですよ。
反論ってヤツですね。
相手の発言に対し、「それは出来ません」とか「違うと思います」とか「おかしくないですか?」とか「私はこうしたいです」とか「私はこう思います」と自分の意見が言えたら…
我慢しなくて済むんです。
だけど、さんちゃんは我慢したんです。
「本心を言って(反論して)相手にどう思われるか」
「状況が悪化して痛い目見るんじゃないか」
「仕事がなくなるんじゃないか」
そんなん気にして我慢しました。
つまり、自分を守る為に「言いたいコトを言わない。我慢する」を選択をしたんですね。
自分を守る為に我慢を選択したはずなのに、我慢する行為が自分を苦しめていく…
自分を苦しめてるというコトは…自分を守れていない…
なんちゅー本末転倒。
じゃあ、自分を守る為にどうする?
言いたいコトを言おう!
じゃあ、どうやって言いたいコトを言う?
言いたいコトが言える言い方を考えよう!
そういう風に発想していったな、とふと思ったんです。
世の中の多くの人は「言いたいコトを言ってはいけない」という思い込みをお持ちかもしれません。
「本音を言ったら相手を傷付ける」や「反論したら場の空気が悪くなる」といった表現も出来そうですが…
言っていいんですよ、言いたいコト。
「言いたいコトが言える言い回し」さえ身に付けておけば、言っていいんです。
もちろん、言いたいコトが言えたからといって、相手に届くかどうかは分かりません。
それはもう一つ上の段階の「交渉」の話になってきますのでね。
ただ、もし言いたいコトが言えたら…同じ愚痴を言い続ける必要はなくなると思いませんか?
「ここまで言ったのに伝わらない。ダメだ、こりゃ」みたいな諦めの境地に行っちゃうと言いますかね(笑)。
心の中で悶々し続けたり、同じ愚痴を延々と語る必要はなくなると思うんです。
なので!まずは!
言いたいコトを言う練習。
これがコミュニケーションスキルUPトレーニングにおける基礎だなと改めて思いました。
「いやいや!言いたいコトを言う練習ってハードル高いでしょ!」と思われるかもしれませんが、
簡単です。(何といってもさんちゃんは「やさしいコミュニケーション」推奨ですから)
愚痴を言えばいーんです(笑)。
まずは、自分が思っているコトを全部出す!
「相手が正しいのかもしれないけど」とか「自分のワガママかもしれないけど」とか一切考えず、ひたすら全部吐き出す!
「私は100%間違ってなーーーい!!」の勢いで根こそぎ出す…!
まずは、そこからです。
例え、本人相手じゃなくても言いたいコト(罵倒でも叫んでも結構です)を言いまくったら、少しはスッキリしますよね?
少しスッキリしたら、落ち着くコトが出来ます。
落ち着いたら、「自分が相手に言いたいのは何なのか」を考える余裕が生まれてきます。
(【コミュニケーションマインド三大柱】の一つ、「余裕」ですよ!)
「コレが言いたいんだ!」が分かれば、「コレをどのような言い回しにすれば、言えるようになるか」を考えればいーんです。
この順序でトライすれば、「言いたいコトを言う練習」になるんですね。
「一人じゃ出来ないよ!」と思われる方!
さんちゃんがいるじゃないですか(笑)!
さんちゃんに愚痴を言いまくって、落ち着いて、「何が言いたいのか」を探して、「どう言えばいいか」を作る!
流れとしてはこんな感じ↓ですかね。
Step 1:【傾聴】(言いたいコトを言いまくって下さい)
Step 2:【分解・分析】(たくさん言いまくって下さった内容から本質を見つけます)
Step 3:【構築】(本質を伝える言い方をご提案します)
もちろん!身近な人とやって頂いても結構ですよ!
ただ、経験上…身近な人とやるとStep 1止まりになってしまう可能性大なので。。
(要は、ただの愚痴大会で終わっちゃうってコトです)
「同じ人の愚痴ばっかり言ってるの、もう嫌!」
「相手の機嫌を損ねないように言いたいコトを言いたい!」
「我慢するの、疲れた!」
という方は是非是非「言いたいコトを言う練習」、やってみて下さいね!
れっつ!死ぬまで毎日ハッピーライフ!